KYCスプリングレガッタ／Joint Carnivalオープンレース

KYCスプリングレガッタ／
Joint Carnivalオープンレース

24.03.2018 in 兵庫県西宮市沖

キールボートサーキット開幕！
年間王者を目指し、春風受け疾走！

キールボートサーキットの初戦である「KYCスプリングレガッタ／Joint Carnivalオープンレース」が3月24日（土）に行われました。

画像提供：関西ヨットクラブ

Data

参加艇数：34艇　天候：晴れ
風向：南西　風速：5m/s

Report

　3月24日（土）KYCスプリングレガッタ／Joint Carnivalオープンレースが開催された。このレースが2018年の内海キールボートサーキットの開幕戦となる。

　当日はスタート前から5m/s前後南西の風が入り、定刻の正午に一斉にスタートすることができた。レースフリートはクローズホールドで第1マークを目指す。舵1マーク回航後は多くの艇がスピンネーカーを展開し第2マークへと向かう。この段階で風は次第に風速を増し、早いペースでレースが進んだ。最大レーティングの「WIND SAILOR(COREL45)」や、カーボンマストを新調したばかりの「CAMARADOS>(Salona44)」、ハイスピードのスポーツボート「T DRACONIS (MELGES32OD)」、X-yachtの最新艇「KINE KINE-X4(X4³)」などがフリートを引っ張る。第2マーク回航後は、クローズリーチでスタートマークへと向かう。コース2周し、所要時間79分19秒で「CAMARADOS」がファーストフィニッシュ。全34艇が完走し、走りごたえのあるレースとなった。

　さて、Joint Carnivalで注目すべきはレースよりも夕刻からのパーティかもしれない。まずはレースの表彰式。修正の総合1位は「CAMARADOS」、完全優勝である。また、僅か3秒の修正差で総合2位となった「kaula(DHL34)」が内海キールボートサーキット・クルーザークラスでの最上位となり、初戦を飾った。

　さらに、パーティは大抽選会、仮装大賞、カンツォーネ、ディスコと盛りだくさん。プログラム終了後も、各艇で夜中まで宴は続き、翌日に響いたセーラーも居たことだろう。

＜レースレポート＞
外洋内海　計測委員会　上坂和功