キールボート

3月9日（土）・10日（日）、2日間に渡ってKYCスプリングレガッタ IRCクラスが開催された。2019年は外洋内海キールボートサーキットにこのレガッタが追加され、昨年より１レガッタ多い全８レガッタでサーキットを競う予定である。

さて、2019年キールボートサーキット開幕戦となるこのレース、1日目は午前中は風が弱く風待ち。午後から南西の風が出てきて13時に第1レーススタート、2レースを消化した。1日目を終えて１，3位と手堅くまとめた<Irresistible X>（SUMMIT 40 KING）が暫定トップ、2位と3位は同点6ポイントの<T DRACONIS>（Xp 44）と<NATSUKO>（X-35）であった。

2日目は、朝から10ノット前後の北東の風があり、予定通り10:30に第3レーススタート、その後徐々に風速は上がり、第4レースのスタート後はMax19ノットまで風が上がる。レースの方は<SWING>（BOTIN FAST 40）がこの日の2レースをどちらも1位でまとめ、トータル10ポイント。<Irresistible>も同じく10ポイントであったが、1位の回数で上回る<SWING>が総合優勝となるという、僅差の闘いとなった。今回参加定数は7艇と少なかったものの、IRCクラスらしいハイレベルなレガッタであった。キールボートサーキットの残り7戦はもっと参加艇も増え、更にハイレベルなレースとなることを期待したい。

外洋内海　計測委員会　上坂 和功